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鮎家の豆知識

アユの文字、呼び名、名称

 日本は古くは弥生時代から、中国、朝鮮半島との交流があったとされます。
その代表が稲作文化の伝来です。文献で有名なのは『魏志倭人伝』があります。
 古朝鮮語から、「ア」は「端」「上」を意味し、「ユ」はもともと「エェ」と呼ばれていたことばで「行く」を意味し、「アエェ」すなわち「アユ」は「端に行く」「上に行く」ことから「上のぼり」を意味する。
遡上する魚をみてこのように名づけられたのではと解釈されている説があります。

 アユを表す文字として文献では、『古事記』(712)には「年魚」とされアユを表されています
。各遺跡から出土する木簡に「年魚」と表現されています。
『日本書紀』(720〜)には「細鱗魚」「年魚」「阿喩」「鮎」と表されています。
この文献に、神功皇后が戦の勝敗を占って釣った魚がアユだったことから「鮎」とされたと記されています。
また、書き終わったのが室町時代とされる文献としても有名であります。
『正倉院文書』(721〜772)には、「古阿田賈」「阿由賈」「忍海氷魚萬呂」、『万葉集』(733〜)には、「阿由」「和可由」「阿由故」、『延喜式』(927)には「年魚」「氷魚」と表さています。
行事ごとや、行政文書のような文献なので、一般用語としてアユを「年魚」と表されていたようです。
『土佐日記』(935)には「あゆ」、『源氏物語』(987)には「鮎」と表され、「鮎」が文学的に一般化された感があります。

 珍しいものとしては、『節用集』(1648〜)に「象耳」、『大節用』(1665)に「膏名」「人膏」、『大和本草』(1709)に「香魚」「細鱗魚」、『古名録』(1885)に「王魚」「アイ」と表されています。

 俳諧の歳時記にみるアユの名称としては次の名称があります。
正月:押鮎
三月:若鮎、鮎扱、柳葉の魚
四月:鮎
八月:下り簗
九月:網代打
十月:氷魚、氷魚の使

 これらのようにアユの表現として、さまざまな文化と歴史がみられます。

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